切土法面や崩壊斜面の全面緑化に。
間伐材にワイヤーロープを通し、斜面に階段状に設置することで緑化を促進する緑化基礎工です。

植生基材吹付工の前に間伐材を使用して斜面を階段状に整えます。階段状になることで雨水での土壌の流出を防ぎ播種した種子の生育を助けます。
また、周囲から飛来する自然種子を効果的に取り込み、自然の姿を復元する待ち受け型緑化を実現します。
ウッド筋工は、郷土種や木本種を緑化目標とした全面緑化を可能とする画期的な工法です。

登録番号

和歌山県けんさんぴん登録 R04-4
和歌山県リサイクル製品認定 第H17-109号
県内開発建設技術登録 R04-K2
奈良県リサイクル認定製品 R3-23

簡易型

ウッド筋工
補強材(アンカーボルト)による小崩壊の抑制と筋工による植生基盤の流出防止により全面緑化が可能となります。

植生緑化を目的に、安定勾配が確保された切土法面・自然斜面に植生基礎工として適用します。
(但し1:0.3より緩い勾配に限る)
アンカーの長さを変えることにより、抑制工としても機能します。

鉄筋挿入型
鉄筋挿入工の補強効果により斜面の安定を図り筋工による全面緑化が可能となります。

安定勾配が確保された切土法面・自然斜面にて風化抑制又は小規模崩壊等の対策を目的とした抑制工として実施します。(但し1:0.3より緩い勾配に限る)

ウッド筋工鉄筋挿入型は(社)日本道路協会「道路土工・のり面工・斜面安定工指針」に準拠した手法により設計するため、特殊な設計は不要です。
(五大開発(株)切土補強土工法計算システムに掲載)

ウッド筋工による緑化

ウッド筋工(簡易型)区分

簡易型(植生基礎工)簡易型(抑制工)
のり面の状態(すべり深さ)安定法面すべり深さ 50cmまで
鉄筋長さ50cm1m
適用条件植生緑化を目的に植生基礎工を設置する切土法面、自然斜面で実施する。ただし1:0.3より緩い勾配に限る。安定勾配が確保された切土法面、自然斜面にて植生緑化を目的とした抑制工として実施する。ただし1:0.3より緩い勾配に限る。
特長補強材の頭部に木材を用いた筋工材を取り付け、筋工により植生基盤流出の防止を図り全面緑化が可能となる。補強材の頭部に木材を用いた筋工材を取り付け、補強材(アンカーボルト)による小崩壊の抑制と筋工による植生基盤の流出防止により全面緑化が可能となる。

ウッド筋工(簡易型)主要材料数量表

名称規格単位数量
丸ボックス(フックボルト付)Φ150 t=251
間伐材Φ80~100 L=270300
ワイヤーロープ(グリップル付)Φ3 4m25
アンカーボルト(ナット付)D22 L=500~1000(有効長)51

ウッド筋工(鉄筋挿入型)主要材料数量表

名称規格単位数量
丸ボックス(フックボルト付)Φ350 t=4.550
間伐材Φ80~100 L=260250
ワイヤーロープ(グリップル付)Φ5(6×19) L=1500~2000(有効長)50
鉄筋挿入工部材一式50

温室効果ガス削減効果

ライフサイクルアセスメント評価

ウッド筋工鉄筋挿入型を吹付法枠工と比較した場合のCO2排出量比較です。

ウッド筋工鉄筋挿入型はライフサイクルアセスメント(LCA)での評価として1000m2あたり52.9トンのCO2排出量の削減となります。

ウッド筋工鉄筋挿入型のCO2削減量