和歌山県けんさんぴん登録 R04-4
和歌山県認定リサイクル製品 第H17-109号
県内開発建設技術登録 R04-K2
間伐材にワイヤーロープを通し数珠状にしたものを法面に階段状に設置することで緑化を促進する緑化基礎工。
自然種子を取り込み、自然の姿を復元する待ち受け型緑化を実現します。
また、鉄筋挿入工と組み合わせ、鉄筋挿入工の補強効果により斜面の安定を図るとともに、斜面上に植物の生育に有利な環境となる「棚」を造成することを可能とします。この筋工の効果により、郷土種や木本種を緑化目標とした全面緑化を可能とする画期的な工法です。
施工例(ローカル・リサイクル吹付工法併用)
ウッド筋工の特長
- 筋工は斜面を階段状化し、表土の流亡を抑えるとともに、植生の生育環境となる棚となります。
- 筋工は保水効果があり、豪雨時は雨水の分散効果を発揮します。
- 筋工は周辺飛来種子を効率的にキャッチします。
- 間伐材の長さを短くすることにより、斜面の起伏に柔軟に対応します。
- アンカーボルトは斜面の状況に対して長さ、強度を変えることができます。
(表層崩壊に対してロックボルトを使用することができます。) - 間伐材を使用するため、違和感なく自然に調和します。
- 森林保全、林業振興のため、間伐材の利用促進が図れます。
直根苗を利用した斜面対策工
広葉樹の直根苗を植えることで、ピンポイントで確実に緑化を行うことができます。
より深く根が発達し、斜面の安定が期待できます。