高野山大門前

NETIS登録 KK-230040-A
和歌山県けんさんぴん登録 R04-1684
県内開発建設技術登録 R04-K1

景観に配慮し、環境に優しい道路づくりのために開発した、和歌山県で初めての木製ガードレールです。

和歌山県では平成29年度から高野山や白浜町などの主要観光地の幹線道路のガードレールを順次、木造化するとしています。紀州材の利用促進と観光振興の観点から景観に配慮するのが目的です。

木製ガードレール 木景(こかげ)の特徴

  • 八角材により道路景観が向上します。
    二段に分かれた木製ビームが景色をさえぎらず景観に溶け込みます。
  • カーブ、勾配にも対応します。
  • ビームのみの取替が可能です。
    汎用の鋼製支柱を使用するため、鋼製ビームから木製ビームへの取替・新旧ビームの交換が容易です。
  • 接続金物で木製ビームを一体化し強度を高めています。
    上下ビームを枠状に一体化し、衝撃をビームに集中させず支柱へ伝える構造です。
  • 鋼製ガードレールに比べCO2が大きく削減できます。
  • 防腐・防蟻薬剤(K4)注入処理木材を使用しています。

木製防護柵性能確認試験に合格

平成30年4月にC種、令和3年9月にB種(一財)土木研究センターによる木製防護柵性能確認試験に合格しました。
トラックを衝突させる防護柵の強度確認試験、さらに乗用車を衝突させるドライバーの安全確認試験の二種類の試験に合格しています。
(どちらも加太コスモパークにて試験実施)

施工実績

令和6年1月現在、和歌山県内で約9kmの施工実績があります。主な完成現場をご紹介します。

YouTube

和歌山県内 主な完成現場

三重県内 主な完成現場

カタログダウンロード

木製ガードレール木景(こかげ)カタログ

PDF(4866KB)